ニキビとは、毛穴に発生する慢性炎症性疾患、または、炎症を起こす前の状態で、以下のような症状があります。
これらの症状は、「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」など、それぞれの状態によって違う名前で呼ばれることがあります。
ニキビの原因は「毛穴が詰まること」ですが、なぜ毛穴が詰まってしまうのでしょうか。毛穴が詰まってしまう原因は、大きく分けると以下の2つです。
毛穴が詰まる原因の2つ目は、皮脂の出口である毛穴周辺の角質が過剰に厚くなり、毛穴の入り口がふさがれてしまうことです。
毛穴の入り口がふさがれてしまうと、皮脂の分泌が過剰でなくとも、当然皮脂は詰まりやすくなります。
これは「過角化」という現象が原因で、皮脂同様にホルモンや睡眠不足、ストレス、間違ったスキンケアなどによって発生します。
いぼは、ヒト乳頭腫(にゅうとうしゅ)ウイルスが皮膚に感染してできる乳頭腫で、ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれる病気です。
ウイルス性疣贅はヒトからヒトへ感染する病気で、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で出来るイボのこといいます。現在のところ、HPVは190種類以上も異なるタイプがあります。HPVの種類によって感染しやすい部位があり、できるイボが全く違ってきます。
子どもによくみられるイボにミズイボがあります。ミズイボもウイルス性ですが、HPV(ヒトパピローマウイルス)ではなく、伝染性軟属腫ウイルスが原因です。ヒトからヒトにうつっていく可能性があります。
夏のプールの時期やアトピー性皮膚炎の患者さんに見られ、からだ全体にバラバラとできたり、部分的に集まってできたりします。気が付けば数百個できていることもあります。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)ともいわれ、紫外線や加齢によってできるイボのことです。顔やからだなどどこにでもできます。皮膚の老化現象のひとつであり、ウイルスが原因ではないため感染しません。老人性と名前にありますが、20代の若い人にもできることがあります。
イボ、ほくろ等に対しておこなう療法でレーザー光エネルギーを利用して、組織を切開、蒸散、凝固する手術方法です。レーザー照射部位の出血が少ないので、治療時間が大幅に短縮でき、治療後の痛みも少なくてすみます。
炭酸ガス(CO2レーザー) | |||||
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ほくろ取り | 5mm程度 | ¥7,000~ | 30分 | 要 ※高校生以下保護者の承諾印 |
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大きさ・深さにより\2,000毎UP |
※表示金額は全て税抜きになります。
※上記は、炭酸ガスレーザーを使用しての金額となります。
メスによる除去の場合は場所によって金額が異なります。
魚の目とは、足の裏や指の皮膚の一部が増殖して、硬く、厚くなったもののこと。中心に硬い芯があり、まるで魚の目のように見えることから、こう呼ばれていますが、医学的には、「鶏眼(けいがん)」といいます。
魚の目は、角質層が皮膚の内部に向かって分厚くなっていき、やがては、円すい状の芯のような形になるという特徴があります。このため、芯の先が、神経のある真皮にまで達すると、歩くたびに、強い痛みを感じるようになります。魚の目ができやすいのは、足の指の上側(甲側)、足の裏の指の付け根の間など、骨と骨の間や関節のくぼみなどです。
「ヘルペス」とは、水ぶくれが集まった状態のことをいいます。
これは、「ヘルペスウイルス」による感染症で、人間に感染するヘルペスウイルスは8種類が知られています。
感染するウイルスにより症状はさまざまで、代表的な病気に、「単純ヘルペスウイルス」による口唇ヘルペス、性器ヘルペス、「水痘・帯状疱疹ウイルス」による水ぼうそうや帯状疱疹があります。
「とびひ」の正式な病名は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。 細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です。 掻(か)きむしった手を介して、水ぶくれ(水疱(すいほう))があっという間に全身へ広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。
乾癬とは、皮膚が赤くなって盛り上がり、表面に雲母(うんも)のような白い垢(あか)が厚く付着して、その一部がポロポロとはがれ落ちる病気です。 まわりの人にうつる病気ではありません。 尋常性とは「普通の、ありふれた」という意味です。 つまり普通の乾癬という意味で、乾癬のなかではいちばん患者さんが多い病気です。
乾癬患者さんのほとんど(約90%)が、尋常性乾癬にあてはまります。頭部や関節部など、摩擦を受けやすい部分に局面上の皮疹がよくみられ、銀白色の鱗屑(皮膚の粉)をともない、境界明瞭な盛り上がった紅斑が全身に出ます。大きさ、数、形は様々で、発疹が癒合して大きな病変を作ることもあります。
青壮年期に発症することが多く、多発しますが、通常、内臓を侵すことはないそうです。また、約60%の患者さんに爪の症状がみられるそうです。かゆみに関しては個人差があり、ほとんどかゆみがない人もいれば、激しいかゆみを訴える人います。
乾癬の治療の基本は外用療法です。
治療には主に次の2種類の薬剤が使われます。
ステロイド外用薬 ~炎症を抑える!~
白血球の活動や血管の拡張を抑えることで炎症を鎮める薬剤で、特に紅斑の治療に効果的です。効果が比較的早く現れますが、長期に漫然と使用することで皮膚萎縮や毛細血管拡張などの副作用を生じる場合もあります。薬剤の強さによって5つのランクに分けられ、症状に応じて使い分けます。
ビタミンD3外用薬 ~表皮細胞の増殖を抑える!~
乾癬になった皮膚は表皮細胞が異常な速さで増殖しています。増殖を抑え、正常な皮膚に導くのがビタミンD3で、特に鱗屑や皮膚の盛り上がりの改善に効果的です。効果が現れるのは比較的遅い薬剤です。1度に決められた量より多く塗るなどの誤った使い方によって、のどの渇き、脱力感、食欲不振などの全身性の副作用が起きることがありますが、ステロイド外用薬の長期使用時にみられる皮膚萎縮などの副作用は生じません。
外用薬だけでは良くならないときや、発疹の面積が広くなったときには光線療法が用いられます。光源ランプを用いて、紫外線を照射します。
紫外線には波長によって種類がありますが、効果が認められるのは、中波長紫外線(UVB)と長波長紫外線(UVA)です。
近年、一般的になってきたのが、UVBに含まれる有害な波長を取り除き、治療効果が高い波長のみを使う「ナローバンドUVB療法」です。当院では、治りづらい部位や光が届きにくい部位の治療に有効な「ターゲット型エキシマランプ」も普及してきています。
下肢の静脈が拡張し血液が滞ることで起きる疾患です。
静脈の弁機能不全が原因で、下肢の皮膚静脈が拡張・蛇行し、静脈還流が傷害された状態です。
足の表面にクモの巣状に浮き出た血管は、逆流した血液が足にたまり細い血管が足の表面に浮かび上がる種類の下肢静脈瘤です。
クモの巣のうように見えることから【クモの巣状血管腫】と言われ太ももの外側や、膝の内側に現れ、中高年の女性に発症しやすく足のむくみやピリピリとした痛みを感じることもあります。
主な治療は、硬化療法やレーザー治療です。
当院ではレーザー治療で皮膚の表面に浮き出た血管を目立たなくさせます。(自費診療)
治療前 | 治療後 | |
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※レーザーの照射範囲により金額と時間が異なります。
事前に痛み止めのテープをご購入(1枚200円)していただきます。
痛み止めの枚数により施術金額が異なります。※お薬代別途
1枚 | 2枚 | 3枚 | 4枚 | 5枚 |
6,000円 | 7,000円 | 8,000円 | 9,000円 | 10,000円 |